江戸開府400年シリーズ<第3集>80円郵便切手

江戸開府400年シリーズ<第3集>80円郵便切手

─「開国へ向かって」をデザイン─

江戸開府400年シリーズ

平成15(2003)年は、江戸開府400年に当たります。また、その時代が幕を閉じるきっかけとなったペリー来航から150周年を迎えます。そこで、我が国の中世から近代に至る約300年間の「江戸時代」をテーマとするシリーズ切手を発行します。

(1の左)黒船の図(船首)(3)染付芙蓉手VOC字文皿
(1の右)黒船の図(船尾)(4)西洋婦人図
(2)幕末風俗図巻(5)万年時計

第3集は、「開国へ向かって」

江戸開府400年シリーズの第3集では、「開国へ向かって」をテーマにした切手デザインとなっています。

黒船の図(部分)
下田港に停泊中のペリー艦隊旗艦ポーハタン号の図です。嘉永7(1854)年に黒沼直継が描いたものです。
(了仙寺 蔵)

幕末風俗図巻(部分)
全四巻からなる図巻のうち、ペリー艦隊再来航時の状況を描いた図で、「小安村茶店ヨリ異船ヲ見ル図」と題されているものです。
(神戸市立博物館 蔵)

染付芙蓉手VOC字文皿
長崎・出島のオランダ東インド会社(V.O.C)を通じ、西欧へ輸出されていた有田諸窯の陶磁器の大皿です。
(江戸東京博物館 蔵)

西洋婦人図(部分)
平賀源内が描いたと言われている油彩画です。エレキテルを発明した源内は、洋風画の理論的指導者としても活躍しました。
(神戸市立博物館 蔵)

万年時計
幕末から明治にかけて活躍した発明家の田中久重が作った和時計です。久重は、蒸気機関や電信機なども製作しました。
(国立科学博物館保管)

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